巨人・坂本勇人 ノムさん超え!35日ぶり猛打復帰の源 1軍昇格前日に後輩たちからパワー

[ 2023年7月28日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人11―5中日 ( 2023年7月28日    東京D )

<巨・中>3回、適時打を放ちファンの声援に応える坂本(撮影・藤山 由理)
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 巨人は最下位・中日相手に鮮やかな逆転勝ちを収めて2連勝。5日ぶりに勝率5割に復帰した。中日戦は敵地バンテリンドームで5月5日~7日に同一カード3連敗を喫したが、その後はこれで5連勝となった。坂本勇人内野手(34)は28日に出場選手登録され、「2番・遊撃」に入って即先発出場。3回までに3安打を放って通算181度目となる猛打賞をマークし、180度で並んでいた野村克也(西武)を抜いてNPB歴代単独4位に浮上した。35日ぶりの復帰戦。巨人の現役レジェンドが、華麗に復活した。

 1軍昇格前日に、後輩たちからパワーをもらっていた。

 坂本の母校・八戸学院光星(青森=当時の校名は光星学院)が2年連続の甲子園出場を決めると、すぐに仲井宗基監督に祝福のメッセージを送った。仲井監督は「何か(差し入れを)送りたいとすぐに言ってくれて、うれしいですよね」と感謝する。昨年から主軸に座る中沢恒貴(3年)は坂本に憧れる右投げ右打ちの遊撃手。「坂本とはスケールが全然違いますけど、昨年から出ていますからね」と聖地での活躍を期待した。

 仲井監督は「坂本はまだまだここで終わるような選手じゃない。もう一度タイトルを獲るくらい頑張ってほしい」とエールを送った。
(川島 毅洋)

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