巨人・坂本勇人　35日ぶり1軍復帰、即2ベース　岡本和の逆転3ラン呼び水に

セ・リーグ   巨人―中日 （ 2023年7月28日    東京D ）

＜巨・中＞初回、二塁打を放つ坂本（撮影・藤山　由理）
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　巨人の坂本勇人内野手（34）が28日に出場選手登録され、同日の中日戦（東京D）で「2番・遊撃」に入って即先発出場。初回の第1打席でいきなり右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、岡本和真内野手（27）の逆転3ランを呼び込んだ。

　先発左腕・井上が初回に2点先制を許し、いきなり0―2からのスタートとなった、その裏だった。

　1死走者なしで入った第1打席。相手先発右腕・涌井が1ボールから投じた2球目、低めの146キロ直球を叩くと、打球はぐんぐん伸びて右翼フェンスを直撃。坂本はスライディングせずに二塁ベースに到達した。

　坂本はこれで6月13日の西武戦（東京D）から出場8試合連続安打をマーク。通算431二塁打とし、NPB歴代4位となる金本知憲（阪神）の記録（440二塁打）に「あと9」とした。

　坂本は1番に定着しかけていた6月23日の広島戦（マツダ）で初回に内野安打を放ったが、一塁への走塁中に右太腿裏を痛めて途中交代。翌24日に登録抹消となっており、35日ぶりの復帰戦だったが、いきなり結果を出した。