中日・立浪監督 涌井の抹消明言 今季最短1回0/3を6失点で両リーグワースト11敗目

[ 2023年7月28日 22:02 ]

セ・リーグ   中日5―11巨人 ( 2023年7月28日    東京D )

<巨・中>初回、岡本和(左)に3ランを浴びた涌井(撮影・島崎忠彦)
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 中日・涌井が今季最短となる1回0/3を6失点で自身4連敗を喫し、両リーグワースト11敗目となった。

 初回、細川の13号ソロなどで2点の援護を受けた直後だった。安打と四球などで1死一、二塁を招き、岡本和に逆転3ランを被弾。2回は先頭の投手・井上に左前打されるなど無死一、二塁から、坂本に左翼線へ2点二塁打を浴び降板した。

 涌井は前回17日の阪神戦も初回に3ランを浴びるなど3回途中4失点で降板していた。

 立浪監督は「本人も結果を出そうという立ち上がりで、ボール自体の走り方はいい風に映ったのですが、ちょっと制球が付かなかったというところはあると思います」とし、「1回外して調整させます」と抹消を決めた。

 打線は反発力を示したが、終盤に救援陣も被弾するなど突き放された。チームは2連敗で、借金は今季ワーストを更新する「18」に膨らんだ。

 指揮官は「借金は当然、減らしていかないといけない。この状況の中でも、勝つために全員で必死にやっていかないといけないチームだと思う。日々いろんな課題は出ますが、克服していけるように」と前を向いた。

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