日本ハムが3連勝　先発の上沢が8回無失点で7勝目　万波4安打!　エスコンFナイター初の屋根開放で快勝

パ・リーグ   日本ハム4―0オリックス （ 2023年7月28日    エスコンF ）

＜日・オ＞8回、宜保を併殺に打ち取り雄叫びをあげる上沢（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムは28日、本拠のエスコンフィールドでオリックスと対戦して4―0で快勝して3連勝。先発の上沢直之投手（29）が8回6安打無失点の快投で7勝目を挙げた。

　この日は「ファーストオープンルーフナイター」と題し、ナイター試合では初めて、屋根を開放した。そんな中、上沢は初回を3者凡退で立ち上がると、5回まで二塁をも踏ませない快投で流れを作った。

　6回2死一、二塁とこの試合初めて得点圏に走者を置いたが、紅林を外角低めのカーブで二飛に抑えた。7回1死一、二塁も代打・広岡をカーブで三ゴロ併殺に仕留めるなど、回を追うごとにカーブの制球力が増し、8回まで117球で投げ切った。9回は池田が締めた。

　打線も今季8勝を挙げるオリックス先発の山下と初対戦。初回に2死満塁から山下のボークで先制すると、4回だった。万波の左前打から1死満塁の好機を作り、伏見の三遊間への打球は三塁手・宗のグラブをはじき、遊撃手の紅林にさばかれアウトとなったが、三塁走者が生還。さらに五十幡が2点左前打を放ち、加点した。万波はプロ入り初の1試合4安打で打線を活性化させた。

　チームは84年7、8月の14連敗以来となる13連敗を喫したが、その後は3連勝となった。