下柳剛氏「口酸っぱく言われてました」 女房役・矢野燿大氏から「緩む」と指摘された現役時代の癖

[ 2023年7月28日 23:02 ]

セ・リーグ   阪神7-2広島 ( 2023年7月28日    甲子園 )

阪神時代にバッテリーを組んだ下柳剛投手(右)と矢野燿大(矢野輝弘)捕手
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 セ・リーグ注目の首位攻防戦となる阪神―広島戦が28日、甲子園球場で行われ、試合中継をしたサンテレビには、前阪神監督でスポーツニッポン評論家でもある矢野燿大氏と、同い年で気心が知れた仲の下柳剛氏が実況解説で登場し、お茶の間を沸かせた。

 阪神は6回に4点を奪い、1点差から5点差へリードを広げた。このことをふられると、下柳氏は「自分の話で申し訳ないんですが、点差が開くといつも、当時のキャッチャー、ヤノくんに“先頭な”とか、常に言われてましたね。緩むんですよね、気持ちが」と話し、矢野氏も「シモはね、余裕を出し過ぎるんですよ。ここは“締めとかなあかんな”って」と加えて、下柳氏も笑った。

 矢野氏はさらに「2死になってもホッとするから。シモ、もう一人やぞ、って言って、いつもね」と意外な一面を明かし、下柳氏も「口酸っぱく言われてました」と認めた。

 最大限の注意を払うため、矢野氏は下柳氏がキャッチボールしている際にも「先頭、絶対頑張ろうな」と声を掛けたり、腐心したという。下柳氏は「やっぱり点差が離れていくと、自分の気持ちが緩んでしまうのが分かるんです」と投手心理を明かし、「そんな時に矢野が来て、先頭なって、集中なって」と声をかけてくれたことに感謝。点差を広げた直後に、しっかり抑えられるかがカギと話していた。

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