同一日の“完封&2発”は52年ぶり5人目 71年にRソックスのシーバートが“1試合”で達成

[ 2023年7月28日 08:14 ]

タイガースとのダブルヘッダー第1試合で完封勝利を挙げた大谷(AP)
Photo By AP

 ダブルヘッダーのどちらかで完封を達成し、もうひとつの試合で2本塁打を放ったのはエンゼルスの大谷翔平(29)が初めてとなった。

 スポーツ専門局のESPNによれば、同一日での完封&2発は1971年9月2日のソニー・シーバート(当時34歳)以来、52年ぶり史上5人目。マサチューセッツ州ボストンのフェンウェーパークでオリオールズと対戦したシーバートは、通算122勝を挙げているオ軍パット・ドブソン(当時29歳)から3回にソロ、5回に2ランを放ってチームの全得点を1人で稼ぎ、投げては9回を3安打、7奪三振で無失点に抑え込んで15勝目を挙げていた。

 シーバートはもともと外野手としてインディアンズと契約。しかし打力が弱かったために1960年に投手に転向し、64年にメジャーに昇格した。6球団に在籍して投手としては通算140勝114敗で防御率は3・21。球宴には2度選出され1975年シーズンを最後に現役を退いた。

 もともと野手だったために打撃成績にはその“名残り”があり、通算打率は・173ながら12本塁打をマーク。このうち6本が71年にマークしたものだった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月28日のニュース