阪神　3三振の前川が悔し涙「もっと強くならないと」　励ました木浪「普通に寄り添っただけで」

セ・リーグ   阪神7―2広島 （ 2023年7月28日    甲子園 ）

＜神・広＞ベンチの前川（撮影・大森　寛明）
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　6番・右翼で先発出場した前川が3打席連続三振に倒れてベンチで悔し涙を流した。6回無死一塁で迎えた第3打席はケムナのスライダーにバットは空を切った。その後、ベンチへ戻ると、目を真っ赤にし先輩の木浪から言葉をかけられている場面がテレビ中継にも写っていた。

　試合後、前川は「もっと強くならないといけないですね」と言葉を絞り出した。木浪は「何も言ってないですよ。ただ、なんで泣いてるのかなと。三振して悔しかったんだろうなと思ったんで“今日だけじゃないし、次やり返したらいいじゃん”って自分が話しただけで。自分も若くないんで。後輩のそういう場面も見たらカバーできるように。そういう年齢にもなってきてるんで普通に寄り添っただけ」と振り返った。