上田西　8年ぶり3度目V！逆転2ランの片平「奇跡だった」　8回一挙6点

第105回全国高校野球選手権長野大会決勝   上田西7―6松商学園 （ 2023年7月27日    南長野運動公園 ）

＜上田西・松商学園＞甲子園出場を決め、喜びを爆発させる上田西ナイン
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　上田西が終盤の集中打で8年ぶり3度目の出場を決めた。3点を勝ち越された直後の8回に一挙6得点。左翼席へ逆転2ランを放った5番・片平結絆（ゆうな＝3年）は「奇跡だった」と声を弾ませ、吉崎琢朗監督は「選手たちが本当に粘り強くやってくれた」と称えた。

　大会期間中に体調不良者が続出した昨夏は、ベストメンバーを組めず準決勝で敗退。1メートル80の大型遊撃手で、救援として149キロを計測した今秋ドラフト候補の横山聖哉（3年）は「やっと甲子園に行ける。上田西の名前を残せるように貢献したい」と気合を入れ直していた。