立命館宇治が史上初「うじ×うじ決勝戦」制し4度目甲子園 サヨナラ犠打・築山「わくわくあった」

[ 2023年7月28日 13:58 ]

第105回全国高校野球選手権京都大会・決勝   立命館宇治7―6京都翔英 ( 2023年7月28日    わかさスタジアム京都 )

<第105回全国高校野球選手権京都大会決勝 立命館宇治・京都翔英>9回、サヨナラ犠飛を放った立命館宇治・築山(撮影・岸 良祐)
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 立命館宇治が京都翔英に9回サヨナラ勝ちし2019年以来、4年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。

 1点リードの9回2死無走者から同点とされたが、直後の攻撃で敵失と安打で1死一、三塁の好機を築き、築山隆翔(りゅうと=3年)の中犠飛で三塁走者が生還し激闘に終止符を打った。

 「簡単に勝てるとは思っていなかった。三塁走者が足が速いので犠牲フライを打とうと思っていた。そういった練習を繰り返してきたので、外の真っすぐを狙っていた」

 ともに京都府宇治市に学校があり、夏の京都大会決勝では史上初の「うじ×うじ対決」として注目された一戦。自校のグラウンドと京都翔英の寮が徒歩圏内にあり、近くのスーパーで選手同士が顔を合わせることもよくあるという。

 立命館宇治は昨秋の京都大会4回戦で京都翔英に0―9の7回コールド負け。悔しさをバネに今春は同1回戦で延長10回、タイブレークでサヨナラ勝利。「最後、対戦するんじゃないかと。わくわくするものがあった」と築山。1勝1敗で迎えた最終決戦で再びサヨナラ勝し、決着を付けた。

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