中日・立浪監督「そこの差が勝ち負けにつながっているのかな」 2死から得点の阪神と自軍の差嘆く

[ 2023年5月17日 22:08 ]

セ・リーグ   中日1-3阪神 ( 2023年5月17日    バンテリンD )

交代を告げる立浪監督(撮影・椎名 航)
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 中日が17日の阪神戦に敗れ、今季最長となる4連敗を喫した。4連敗はすでに今季3度目。借金は今季最多を更新する11となった。

 先発の涌井秀章投手(36)は6回3失点で降板。先発としてクオリティスタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成しながらも敗戦投手となり、これで1勝5敗。セ・リーグ全球団から黒星を付けられ、5敗はリーグワーストとなった。

 3回までは完全ペースで進めたが、4回に島田に押し出し四球を与えると、5回にはノイジーに適時打、6回には木浪に犠飛。特に4回、5回は2死を奪ってからの失点で痛かった。

 試合後、立浪監督は「野球は2死からというんですけど、今日は阪神と同じようなヒット数で。2死からつながったか、つながっていないか。やっぱり隙を与えて走られたりね。後は、ミスもあったり、そこの差が勝ち負けにつながっているのかなと思います」と、2死から得点を奪った阪神と、奪えなかった中日の差を嘆いた。

 また、自己最速タイの152キロを出した涌井については「立ち上がり、非常にボールが良かったですね。最近、やられていたんで立ち上がりから飛ばしていたと思うけど、衰えは全然感じない」と快発進を振り返りつつも、「どうしても先に点をやってはいけないという、ちょっと先発投手にプレッシャーがかかっていると思うので。若い選手がたくさん出ていますけど、そこそこヒットは出ても、ここで1本というのが、課題ではあります」と打線が得点を奪えず、先発投手に負担を掛けていることを申し訳なさそうに話した。

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