比叡山が4強進出 近江のエース・山田と中学が一緒だった今田が攻守に貢献

[ 2022年7月25日 14:27 ]

第104回全国高校野球選手権滋賀大会準々決勝   比叡山10―9彦根工 ( 2022年7月25日    オセアンBC彦根 )

<比叡山・彦根工>5回2死一、三塁、逆転の口火を切る2点適時二塁打を放ちガッツポーズを決める比叡山・今田(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 互いに譲らない激戦を、17安打10得点の比叡山が制した。最大4点差を逆転しての4強入りに、ベンチにも喜びがあふれた。

 5回2死一、三塁から左中間への2点二塁打を放ち、逆転の口火を切った捕手の今田陽晟(3年)は「しんどい試合だったけど、打撃に関しては、いい準備をして臨めた。次は打倒近江を実現させたい」と準決勝に向け、意気込んだ。

 実は近江のエース・山田陽翔とは同じ栗東西中で2年のときはクラスメートだった。所属チームはそれぞれ違っていたが、昼休みにはいつもキャッチボールをしていた間柄。自宅も自転車で10分ほどの距離と近く、昨年12月にも軽い投球練習を受けていた。「7割くらいの力だったけど、球筋も見せてもらった。投手の山田と対戦するのは初めてだけど、あの球筋をイメージして素振りをしていく」と旧友対決に目の色を変えていた。

続きを表示

2022年7月25日のニュース