今春選抜出場校対決は和歌山東の勝利 エース麻田が“魂の救援”で2年連続4強 

[ 2022年7月25日 16:54 ]

第104回全国高校野球選手権和歌山大会・準々決勝   和歌山東3―0市和歌山 ( 2022年7月25日    紀三井寺 )

<市和歌山・和歌山東>零封勝ちで4強入りを決め校歌を歌う和歌山東ナイン
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 “魂の野球”を掲げる和歌山東が今春選抜出場校対決を制し、2年連続5度目の夏4強に進んだ。

 1―0の6回2死無走者から救援したエース右腕の麻田一誠(3年)が自己最速を2キロ更新する138キロを計測するなど、3回1/3を一人の走者も許さず完璧な救援。市和歌山に反攻の糸口すらつかませなかった。8回には試合を決める2点を呼び込み零封勝ち。「自分たちの目標は甲子園にもう一度戻ってベスト8に入ること。気を抜いたらダメなので、最後まで全力プレーを見せたい。(ナインの魂は)すごく感じました」と声を上ずらせた。

 また、準決勝の組み合わせが決まり、27日の第1試合が智弁和歌山―和歌山南陵、第2試合が桐蔭―和歌山東。決勝は29日11時に試合開始。

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2022年7月25日のニュース