ヤクルト村上宗隆 佐々木朗との対戦は「三振しないように」 「MVPはもちろん狙う」

[ 2022年7月25日 19:49 ]

<マイナビオールスターゲーム 2022前日イベント>記念撮影を行う佐々木朗(左)と村上 
Photo By 代表撮影

 「マイナビオールスターゲーム2022」(26日・ペイペイドーム、27日・坊っちゃんスタジアム)の前日トークイベントが25日、福岡市内で行われ、ファン投票で選出されたロッテの佐々木朗希投手(20)とヤクルトの村上宗隆内野手(22)が出席した。

 3度目の出場となる村上は「本当にファンの方に投票していただいてうれしいですし、気の引き締まる思いでいっぱいです」とあいさつした村上は、MVPについて振られ「もちろん。狙いたいと思います」とし、賞金300万円についても「お金ほしいですね」と笑顔で応えた。

 19年、21年の出場では11打数2安打で、まだ本塁打は打てていない。それでも、佐々木朗希に対しては、昨年6月10日の交流戦では佐々木朗の151キロ直球を捉え、右中間席中段に運んだ。これが佐々木朗にとってのプロ初被弾だった。今季は完全試合を達成するなど直球、フォークとも切れ味が増した佐々木朗に対し、村上も打率・312で、33本塁打と89打点はリーグトップを独走。スケールはさらにアップしている。「三振しないように、前に飛ばそうかなと思います」と話したが、その対決は注目の的だ。

 さらにホームランダービーでは、球宴第2戦の27日に登場し、初戦にレアード(ロッテ)と対戦する。4人によるトーナメントを勝ち抜いた後には、第1戦の勝者と決勝戦を戦うことになる。「HRダービーは、オールスターのなかで一番緊張する瞬間なので、ファンのみなさん、温かく見守っていただくと幸いです。山川さんが一番HR打つんじゃないかと予想している。そこに負けないくらい打ちたいと思います」と意気込んだ。

 ファン投票ではセ・リーグの選手で唯一の40万票超えを果たした。「とにかく、僕を選んでくださったファンの方々へ、すごく楽しい時間を与えられるように、全力プレーでがんばりたいと思います」。セ・リーグの「顔」として、球宴の舞台に臨む覚悟はできている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月25日のニュース