【高校野球】星稜、3年ぶり21度目の夏切符!悲願の全国制覇へ 小松大谷下す 石川大会決勝

[ 2022年7月25日 12:31 ]

第104回全国高校野球選手権石川大会決勝   星稜4-3小松大谷 ( 2022年7月25日    石川県立野球場 )

 高校野球石川大会 <星稜・小松大谷>3年ぶりの優勝を決めマウンドに集まる星稜ナイン
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 星稜が4-3で小松大谷を破り、3年ぶり21度目の甲子園大会出場を決めた。投打のレベルの高さを武器に圧倒的な力で勝ち進み、第104回全国高校野球選手権大会(8月6日から17日間、甲子園)の切符を手にした。小松大谷は2年連続の甲子園大会出場はならなかった。

 伝統の力を見せつけた。エースのマーガード真偉輝キアン(3年)、最速148キロ右腕の武内涼太(2年)と「投の二枚看板」が機能。準々決勝は3点差を追いつかれる展開となったが、9回に勝ち越し点を奪って逃げ切るなど、勝負強さも随所に織り込んだ。得点力が目立つが、信条は守備でリズムを作り、機動力も用いて着実に1点を積み重ねる野球。大会を通じて芯をブレさせることなく、安定して戦い抜いた。

 夏の大会では過去、準優勝2回、4強2回。奥川恭伸(ヤクルト)、山瀬慎之介(巨人)、内山壮真(ヤクルト)を擁し、頂点まであと一歩まで迫った2019年の戦いぶりは記憶に新しい。チーム一丸となって悲願を成就しに行く。

◇星稜 甲子園への足跡◇
2回戦 10-0 金沢商
3回戦 4-0 小松工
準々決 4-3 遊学館
準決勝 12-0 鶴来
決勝 4-3 小松大谷

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2022年7月25日のニュース