智弁和歌山・渡部、高校通算36号含む3安打4打点 13安打15得点の猛攻で4強進出導く

[ 2022年7月25日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権和歌山大会・準々決勝   智弁和歌山15―1日高高中津分校 ( 2022年7月24日    紀三井寺 )

<智弁和歌山・日高高中津分校>4回、高校通算36号となる3ランを放つ智弁和歌山・渡部
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 昨夏の甲子園覇者・智弁和歌山が13安打15得点の猛攻で4強進出を決めた。「3番・捕手」でフル出場した渡部海(3年)が高校通算36号を含む3安打4打点。今夏初アーチでチームを勝利に導いた。

 「変化球で入ってくるかなというのは頭に入れて打席に入って、甘く来たので。(打った瞬間)いったなと思いました」

 6―0の4回1死一、三塁からスライダーを捉えた。初回は2死から左前打で先制好機を演出。2回は2死二塁から左翼へ適時二塁打を記録しており、三塁打を放てばサイクル安打だったが第4打席は二飛に倒れた。また、「1番・左翼」でフル出場した山口滉起(3年)も4回2死から満塁弾など3安打5打点と躍動。伝統の攻撃力を見せつけた。「目の前の相手を倒していかないと甲子園には行けない。一つ一つを大切に」と山口。甲子園出場まであと2勝だ。

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2022年7月25日のニュース