大分舞鶴　春夏連続出場ならず　決勝で猛打の明豊に屈す　涙の甲斐主将「全員悔いなくやり切った」

第104回全国高校野球選手権大分大会決勝   大分舞鶴3－12明豊 （ 2022年7月24日    別大興産 ）

先発した大分舞鶴のエース・奥本
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　春夏連続出場の夢に立ちはだかった明豊の壁は高かった。大分舞鶴は準々決勝で4点差、準決勝は3点差を逆転する2戦連続のサヨナラ勝ち。勢いに乗って昨夏と昨秋の大分大会決勝で敗れた宿敵との一戦に挑んだが、またしてもはね返された。

　5回にチーム3点目の適時打を放ち意地をみせた4番で主将の甲斐京司朗（3年）は「序盤にビッグイニングを3回つくられてしまった。勝つことだけ考えていたが圧倒的に負けたので悔しい」とぽつり。チームメートへ「全員悔いなくやり切った。良かった。感謝しかない」と思いを明かすと涙がこぼれ落ちた。

　河室聖司監督は「最後の最後まで成長を続けた選手に感激しています。ありがとうと伝えたい」。劇的な勝利を重ね決勝へたどり着いた選手たちを称えた。