旭川大高 校名変更前最後の夏に3年ぶり頂点 エース・池田が公式戦初完投

[ 2022年7月25日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権北北海道大会決勝   旭川大高7―1旭川東 ( 2022年7月24日    旭川スタルヒン )

<旭川大高・旭川東>優勝に喜ぶ旭川大高(撮影・石川加奈子)
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 31年ぶりの旭川支部対決となった決勝を制し3年ぶりに頂点に立った。旭川大高のエース・池田翔哉(3年)が旭川東を相手に1失点で公式戦初完投。打線は初回に広川稜太主将(3年)のソロ本塁打などで3点を先制し主導権を握った。

 端場雅治監督は「こういう結果になり、成長したなと感じる」と話した一方で「甲子園で勝つためには、もう少し守備を鍛えたい」と気を引き締める。前回19年は奥川(現ヤクルト)を擁する星稜(石川)に0―1、その前年は甲子園史上初のタイブレークの末に佐久長聖(長野)に敗れ、93年以来の勝利をあと少しで逃してきた。

 来春に「旭川志峰」への校名変更を予定しており、旭川大高で臨む最後の夏。広川は「守備からリズムをつくる旭川大高らしい野球をしたい」と誓った。

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2022年7月25日のニュース