【高校野球】一関学院 “東北の新怪腕”盛岡中央・斎藤討ち、12年ぶり聖地へ! 岩手大会決勝

[ 2022年7月25日 10:26 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会決勝   一関学院3-2盛岡中央 ( 2022年7月25日    岩手県営 )

岩手大会決勝<盛岡中央・一関学院>12年ぶり7度目の優勝を決め、喜ぶ一関学院ナイン(撮影・藤山 由理)
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 一関学院が12年ぶり7度目の甲子園出場を決めた。東北の新怪腕、盛岡中央・斎藤響介投手(3年)を攻略。第104回全国高校野球選手権大会(8月6日から17日間、甲子園)への切符を勝ち取った。盛岡中央は23年ぶりとなる甲子園出場はならなかった。

 圧倒的な投手力を背景に勝ち上がった。準決勝まで5試合、計36イニングを無失点。登板した4投手が「0」をスコアボードに並べ続けてきた。準決勝では昨夏の代表校・盛岡大付に対し、アンダースローの小野涼介(2年)が好投。4安打無失点で7回完封勝利を挙げるなど、質量ともに豊富な投手陣がチームを引っ張ってきた。

 一関学院は一関商工時代の1974年に甲子園大会初出場。3回目の出場となった87年に甲子園初勝利をマークした。過去6回の出場で、1大会で2勝を挙げたことはない。強力投手陣を前面に押し出し、母校の新たな歴史を築く。

◇一関学院 甲子園への足跡◇
1回戦 14-0 不来方
2回戦 4-0 盛岡四
3回戦 10-0 伊保内・軽米
準々決 8-0 盛岡大付
準決勝 7-0 盛岡一

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