【高校野球】帝京五 悲願の夏甲子園初出場!元ロッテ・小林昭則監督男泣き ノーシードから頂点!

[ 2022年7月25日 12:31 ]

第104回全国高校野球選手権愛媛大会決勝   帝京五6-4新田 ( 2022年7月25日    坊っちゃんスタジアム )

2017年センバツで指揮する小林昭則監督
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 帝京五が新田を逆転の6-4で破り、夏の甲子園初出場を決めた。愛媛の頂点に立ち、第104回全国高校野球選手権大会(8月6日から17日間、甲子園)に出場する。新田は2年連続の甲子園出場はならなかった。

 2回までに3点を先行されながら、3回以降5回まで計6点を奪って逆転。しぶとくつないで悲願の夏初切符をつかんだ。プロ野球・ロッテでプレーした小林昭則監督も感無量の様子で涙をこらえた。「苦しかったので、練習もそうですけど、この大会始まってからも。全て楽な試合はなかった。本当によくやってくれた。言葉にならないです」とナインを称えた。

 ノーシードから勢いよく進撃した。初戦は7回コールド勝利で2、3回戦はともに零封勝利。準々決勝、準決勝はともに延長戦を勝ち切り、14年ぶりに決勝へとコマを進めた。08年は済美に大敗して聖地への道を断たれたが、久々にめぐってきたチャンスは逃さなかった。

 悲願の夏の甲子園大会初出場。選抜大会には2回、出場経験があるが、白星はない。自身も帝京のエースとして立った夏の甲子園に監督として再び立つ。「粘り強い試合をして、勝利を挙げたいと思います」と春夏通じて初めての勝利を一丸となってつかみに行くことを誓った。

◇帝京五 甲子園への足跡◇
1回戦 10-1 東予
2回戦 5-0 松山北
3回戦 7-0 川之江
準々決 10-3 聖カタリナ
準決勝 3-1 松山学院
決 勝 6-4 新田

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