巨人・桑田コーチ 山崎伊には「お互い関西なので“粘り倒したれ”と」「今日はよく頑張った」

[ 2022年7月15日 22:42 ]

セ・リーグ   巨人3―6広島 ( 2022年7月15日    東京D )

力投する巨人先発の山崎伊(撮影・光山 貴大)
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 巨人が延長11回に満塁弾を浴びて広島に敗れ、今季8度目の3連敗。昨年10月19日以来269日ぶりの借金2となった。広島は東京ドームでの巨人戦6試合目にして今季初勝利。

 2点差を追いつき、2―2で延長戦に突入。だが、11回だった。この回から登板した7番手右腕・菊地が内野安打と2四球で2死満塁のピンチを招き、9回からマスクをかぶっていた磯村に初球スライダーを満塁アーチとされ、これが決勝点となった。

 投手陣は先発右腕・山崎伊が失点を初回の秋山2ランのみに抑えて5回2失点。6回を2番手左腕・今村が3者連続三振に仕留めると、7回には3番手左腕・高梨が2奪三振を含む3者凡退に抑えた。その後も平内、大勢、赤星が無失点リレー。だが、最後に菊地が力尽きた。

 試合後、巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――山崎伊は

 「やっぱり立ち上がりが苦手なタイプなので、どうしても立ち上がりちょっとバタバタしてしまいますよね。ただ、先発投手はまあ、クオリティースタートとよく言っているんですけど、最悪でも5回まではゲームをつくる、ゲーマーであってくれという話はしてるんですよね。ゲームをつくる人であってほしいと話はいつもしているので、今日は(山崎)伊織ちょっと調子悪いよなと。調子悪いけど、5回までいったらすごいよなという話をしながらね。まあ、お互い関西なので“粘り倒したれ”と言って。毎回もう“粘り倒してこい”“粘り倒してこい”って言ってね。それが合言葉で5回までなんとかね、ゲームをつくってくれたと思います。そういった意味では僕は、今日はよく頑張ったなと思ってます」

 ――次回登板の予定は

 「来週を予定してますけどね」

 ――中継ぎ陣は

 「9連戦でね、赤星も3連投で頑張ってくれましたし、本当にリリーフ陣はね、良くやってくれてます。今、野手がなかなか点を取れないので、ピッチャー陣で頑張ろうということでね、みんな力を合わせて頑張ろうぜっていうのを合言葉にね、ピッチャー陣はやっていますので、まあ最後、菊地が失点したんですけど、また明日からみんなで、野手の援護を待ちながらですね、粘っていきたいなと思います」

 ――中継ぎ陣の登板が増えているが

 「できるだけ3連投は避けたいなと思っていますが、まあそうはいかず、今日も赤星に無理をお願いしたんですけど。ですから、明日はちょっと投げられないので、他のピッチャーでね、頑張ってもらいたいなと思います」

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