巨人・原監督「誰か、出てこないとね、流れを変える」と打線に奮起求める「菊地は責められないよね」

[ 2022年7月15日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人3―6広島 ( 2022年7月15日    東京D )

11回、八百板が空振り三振で最後の打者となり、試合に敗れ、ベンチで険しい表情の原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人が延長11回に満塁弾を浴びて広島に敗れ、今季8度目の3連敗。昨年10月19日以来269日ぶりの借金2となった。広島は東京ドームでの巨人戦6試合目にして今季初勝利。

 2点差を追いつき、2―2で延長戦に突入。だが、11回だった。この回から登板した7番手右腕・菊地が内野安打と2四球で2死満塁のピンチを招き、9回からマスクをかぶっていた磯村に初球スライダーを満塁アーチとされ、これが決勝点となった。

 巨人の大城は6回、チームにとって8試合73イニングぶり適時打となる右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、延長11回には4試合ぶりとなる8号ソロ。9回の守備では守護神・大勢が出した2人の走者の二盗を次々に刺すなど攻守に活躍したが、白星をつかむことはできなかった。

 試合後、巨人・原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ―――最後は菊地が打たれたが…

 「まあまあ、あの、菊地は責められないよね。まあ、その前のところでね、もう少しやっぱり打線がいかないといけませんね」

 ――追いついて中継ぎが踏ん張っていい流れはきていた

 「ねえ、ねえ。2点からずーっとね、まあ、山崎も粘ってね。やっぱり何とかね、点を取らないとね」

 ――チャンスはつくってはいた

 「そうですね。なんとかこの、なんていうかな、あまりいい流れではないところの、誰か、出てこないとね、流れを変える」

 ――大城は攻守でいい部分が出た

 「そうですね。いやいやまあ、よく頑張ってね、盗塁もあそこの二つを刺したのが大きいしね」

 ――下を見るわけではないが、ぐっとゲーム差が詰まってきた

 「その辺はもう評論家の人に。もう俺たちはまたあした、どうやって戦うかだと思います」

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