巨人まさか…延長11回グランドスラム被弾で3連敗 269日ぶり借金2 73イニングぶり適時打も実らず

[ 2022年7月15日 21:54 ]

セ・リーグ   巨人3―6広島 ( 2022年7月15日    東京D )

11回、磯村(左)に勝ち越し満塁本塁打を浴び、ぼう然とする菊地(撮影・河野 光希)
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 巨人が延長11回に満塁弾を浴びて広島に敗れ、今季8度目の3連敗。昨年10月19日以来269日ぶりの借金2となった。広島は東京ドームでの巨人戦6試合目にして今季初勝利となった。

 2点差を追いつき、2―2で延長戦に突入。だが、2―2のまま迎えた11回だった。この回から登板した7番手右腕・菊地が内野安打と2四球で2死満塁のピンチを招き、ここで広島の打席に入ったのは、この試合の初打席だった磯村。その初球だった。真ん中やや外寄りのスライダーを左中間スタンドへ運ばれる2号満塁弾。その裏の攻撃で大城が4試合ぶりとなる8号ソロを放って1点を返したが、及ばなかった。

 巨人は中6日で先発マウンドに上がった山崎伊が初回、秋山に日本球界復帰後1号となる2ランを被弾。4回に丸、岡本和、ポランコの3連打で無死満塁としてから中田の二ゴロの間に1点を返し、巨人にとってこれが27イニングぶりの得点となった。だが、なおも続いた1死二、三塁で大城、中山が倒れてこの回1点どまり。それでも6回、2死一塁から大城が右翼フェンス直撃の三塁打を放って2―2の同点。巨人にとって、これが8試合73イニングぶりの適時打となった。

 山崎伊が5回2失点で降板した後、今村、高梨、平内が無失点でつなぎ、2―2で迎えた9回は守護神・大勢が出した2人の走者の二盗を大城が次々に刺すなど懸命につないだが、最後は菊地が痛恨の満塁弾被弾となった。

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