エンゼルス 大谷投げないと11連敗…ファン「マジで大谷しか勝てんな」「1点を取る野球が出来ない」

[ 2022年7月15日 12:47 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―3アストロズ ( 2022年7月14日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>4回2死三塁、マルドナドが捕逸。大谷は大声で三走のスタッシを呼び込む(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は14日(日本時間15日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアストロズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。3回の第2打席で2試合連続安打となる左前打を放ち、同点の8回の第5打席は両リーグトップタイの7度目の申告敬遠で、3打数1安打2四球だった。エ軍は延長10回の末、2―3で敗れて6月27日(同28日)以来17日ぶりの連勝はならなかった。

 大谷の登板しない試合に限っては11連敗となり、インターネット上には「マジで大谷しか勝てんな」「またまた、負けちゃった」「貧打過ぎて投手陣が1点以内でおさえないと勝てないチームになってしまった」「大谷でしか勝てん。大谷登板勝利翌日からさっそく連敗街道のスタートか」「エンゼルスの試合はもう本当に大スター大谷の顔見せ興行なだけ」「言い過ぎかも知れないけど大谷さえ何とかすればまあ負けはないと思われてそう」「1点を取る野球が出来ないのがアストロズとの差なんだよなぁ」などの厳しい声が上がった。

 大谷は初回1死の第1打席は、1ボールからア軍の左腕バルデスのカーブを引っかけてニゴロに倒れたが、3回1死の第2打席でフルカウントから内角シンカーを左前打。1点を追う4回2死三塁の第3打席は四球で、四球となった球が捕逸を誘って同点となった。6回2死の第4打席は初球を叩いて遊ゴロだった。バルデスとの対戦成績は試合前まで23打数3安打で打率・130、1本塁打、2打点と“苦手”としていた。

 同点の8回2死一塁の第5打席では右腕モンテーロと対戦。2ボール1ストライクからの4球目に代走のベラスケスが二盗に成功。2死二塁、3ボール1ストライクとなったところで申告敬遠された。今季7個目でアロンソ(メッツ)に並び両リーグトップタイ。続くウォードは見逃し三振に倒れた。

 前日13日(同14日)のアストロズ戦では「1番・投手兼DH」で先発。6回を投げ毎回の12三振を奪い4安打1失点で9勝目を挙げた。打ってはエ軍の先発投手としてノーラン・ライアン以来50年ぶりの三塁打を放つなど4打数2安打2打点と投打で大活躍し、チームの勝利に貢献。この日の試合前までの通算打撃成績は86試合で322打数83安打、打率・258、19本塁打、56打点、10盗塁となっていた。

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