巨人・山崎伊織 5回を秋山2ランのみに抑えるも打線の援護なし 58日ぶり3勝目ならず

[ 2022年7月15日 19:51 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年7月15日    東京D )

力投する巨人先発の山崎伊(撮影・光山 貴大)
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 巨人の2年目右腕、山崎伊織投手(23)が広島戦(東京D)に先発登板。5回で7安打を打たれながらも2失点と粘ったが、打線の援護に恵まれず、5月18日の広島戦(東京D)以来58日ぶりとなるプロ3勝目を手にすることはできなかった。

 初回、1番・野間に二塁への内野安打を許すと、犠打で1死二塁となってから3番・秋山に日本球界復帰後1号となる2ランを右中間スタンドへ叩き込まれて失点。初回いきなり2点先制を許す苦しいスタートとなった。

 2回は先頭の7番・小園に中前打されるも併殺打で切り抜け、無失点。3回も先頭・野間に中前打され、1死後、秋山を四球で歩かせて一、二塁としたが、ここも無失点で切り抜けた。4回は初めて3者凡退。その裏、味方打線は丸、岡本和、ポランコの3連打で無死満塁としながら中田の二ゴロで1点を返すのがやっとで、勝ち越すことはできなかった。

 すると、1―2で迎えた5回には1死から野間に二塁打され、2死後に死球、四球で満塁のピンチ。ここは二塁手・吉川の好ポジショニングで坂倉を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けたが、その裏、先頭打者として打席が回ると、代打・増田陸が出て降板となった。

 山崎伊の投球内容は5回で打者23人に対して96球を投げ、7安打2失点。1三振を奪い、2四球1死球、直球のMAXは147キロだった。

 前回登板した8日のDeNA戦(東京D)ではプロ最長の7回を投げて4安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず、勝利をつかむことはできなかった。

 ▼山崎伊 毎回のようにランナーを出して良いリズムがつくれない中でしたが、野手の方々に助けられながら何とか最低限粘ることができました。チームが逆転できるように応援します。

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