さすがの内川!ヤクルト マジック消滅も今季初出場の39歳ベテランが魅せた

[ 2022年7月15日 05:11 ]

セ・リーグ   ヤクルト1ー4中日 ( 2022年7月14日    バンテリンD )

<中・ヤ>初回、今季初出場の内川は二塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 コロナ禍の首位・ヤクルトは今季2度目の3連敗を喫したが、ベテランが存在感を示した。39歳の内川が「3番・左翼」で今季初出場し、先制劇を演出した。初回1死一塁から右翼線二塁打。今季初打席で現役最多通算2183安打目を放ち、松元監督代行も「さすが内川」とうなった。

 チームは新型コロナウイルスに集団感染。山田や青木ら主力が多数離脱し、西浦らとともに緊急昇格した。試合前の円陣では声出しを担当し「絶対、躍動するんだという気持ちで全員、頑張りましょう!」と鼓舞。外野での先発出場はソフトバンク時代の15年以来7年ぶりも、2回の守備では左中間の飛球を背走しながら好捕した。

 しかし2試合続けて先発投手が試合をつくるも救援陣が踏ん張れず逆転負け。DeNAが広島に勝ったため、優勝マジックが消滅した。「選手の背中をしっかり押して明日からまた頑張っていきたい」と松元監督代行。窮地でも、下だけは向かない。(青森 正宣)

 《15日○or△で再点灯》ヤクルトが敗れ、DeNAが勝った結果、DeNAに自力優勝の可能性が復活し、ヤクルトの優勝マジックが消滅した。DeNAが残り62試合に全勝すると100勝41敗1分けの勝率.709。ヤクルトはDeNAとの13試合を除いた残り47試合を全勝しても100勝42敗1分け、勝率.704でDeNAに届かないため。なお、ヤクルトのマジックは15日にも再点灯する。条件はDeNAとの直接対決に勝てばM46、引き分けでもM47が出る。

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2022年7月15日のニュース