中日・笠原 1082日ぶり白星 仲の良かった木下雄介さんに「やっといい報告ができます」

[ 2022年7月15日 04:45 ]

セ・リーグ   中日4-1ヤクルト ( 2022年7月14日    バンテリンD )

<中・ヤ>3年ぶりに勝ち星を挙げた笠原(左)は、4打点を挙げた木下に手を掲げられ喜ぶ(撮影・椎名 航)
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 中日・笠原が5回1失点に抑え19年7月28日のDeNA戦以来、1082日ぶりの白星を挙げた。

 「3年は長かったですね…。もどかしくて、焦りだったり…。でも今年は契約してもらったので吹っ切るしかなかった」

 19年は初の開幕投手。直後に発作性上室性頻脈を発症し、8試合の登板のみ。20年は登板がなく、21年は4試合。今年4月2日の広島戦を6回2失点(勝敗なし)で再出発しながら今度は左肘を痛め、リハビリ過程では新型コロナに感染するなど遠回りした。

 例年1月に自主トレをするなど公私で仲が良かった木下雄介さんが練習中に倒れ、昨年8月3日に死去。「いつも“早く1軍で投げんかい!”って激励してくれていた。やっといい報告ができます」。球場で声援をくれた家族らへの恩返しが始まる。

 ▼中日・木下(犠飛、適時打、4号2ランと全4打点を挙げて笠原を援護)今日はスタンドにいる笠原の娘さんのために打ちました!

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2022年7月15日のニュース