巨人・赤星優志 エース菅野代役で5回粘りの93球1失点!4月17日以来3勝目の権利持ち交代

[ 2022年6月9日 20:13 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>巨人先発の赤星(撮影・久冨木 修)    
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 巨人の赤星優志投手(22)が9日、西武戦(ベルーナD)に当初先発予定だったエース菅野の体調不良による登板回避を受けて、特例2022代替選手として登録され先発。西武先発・隅田とのルーキー対決で5回93球投げ5四球ながら1失点(自責0)と粘りの投球を見せ、2勝目を挙げた4月17日以来となる3勝目の権利を持って2番手・高梨にマウンドを託した。

 「初回から思い切って、勝負していこうと思っていたので何とか5回1失点にまとめられたのは良かったと思います。ただ、毎イニング四球を出してしまったのでそこが反省です。ゾーン内で追い込んでから勝負できるようにしていきたいです」

 初回から懸命に腕を振った。5回を投げ打たれた安打は栗山と滝沢に許した単打2本だけ。エース菅野の体調不良による緊急登板回避の穴を埋めるには十分だった。5四球とやや制球に苦しんだが、この日40日ぶりに復帰した主将の坂本の完全復活を告げる5回までの3安打や主砲・岡本和の勝ち越し打などで4月17日以来となる3勝目の権利を持って中継ぎ陣に後を託した。

 赤星は4月3日の阪神戦(東京D)で7回4安打2失点と好投し、セ・リーグ新人一番乗りとなるプロ初勝利。同17日の阪神戦(甲子園)でも7回途中4安打1失点と好投してプロ2勝目をマークした。だが、4月24日の中日戦(バンテリンD)でプロ最短となる3回途中7安打6失点KOされると、5月3日の広島戦(マツダ)では4回途中11安打12失点(自責3)でKO。約1カ月ぶりの先発となった6月1日のソフトバンク戦(東京D)で5回途中6安打6失点KOで3試合連続大量失点KOとなっていた。

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