ヤクルト 最後の近鉄戦士・坂口の四球から先制 古巣相手に激走生還 スタンドからは大きな拍手も

[ 2022年6月9日 18:37 ]

交流戦   ヤクルトーオリックス ( 2022年6月9日    京セラD )

<オ・ヤ>2回2死一塁、内山の適時二塁打で生還した坂口は石川(19)とタッチを交わす(撮影・岸 良祐)
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 近鉄出身最後の現役選手であるヤクルト・坂口智隆外野手(37)が今季初めて出場選手登録され、即「6番・左翼」で出場。2回、オリックス先発・増井から四球を選び、先制点となるホームを踏んだ。

 2回2死走者なしで迎えた第1打席。スタジアムに選手名がコールされると、オリックスファンからも大きな拍手が送られた。応援に応えたい坂口はオリックス先発・増井のフルカウントからの6球目、低めのフォークを見極めて四球で出塁。続く内山の長打で1塁から激走し、スライディングで先制のホームを踏んだ。さらに、奥村の連続適時打でチームは2死から2点を先制した。

 近鉄出身最後の現役選手である20年目のベテランは今季、ファームで打率・259、2本塁打、11打点の成績をマーク。この日、古巣のオリックス戦で1軍に合流していた。

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2022年6月9日のニュース