明大・宗山が鮮烈全国デビュー 2安打2打点で全3得点絡んだ ダメ押し打に「運が良かった」

[ 2022年6月9日 05:30 ]

第71回全日本大学野球選手権第3日・2回戦   明大3-0神奈川大 ( 2022年6月8日    神宮 )

<明大・神奈川大>7回、2点適時打を放った明大・宗山(撮影・木村 揚輔)
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 「ホーム」の明大にツキがあった。1―0で迎えた7回1死二、三塁。宗山が低め直球を叩くと、本塁前で高く跳ねた打球は遊撃手を越えた。打席周辺の硬い土がもたらしたダメ押しの2点打を「神宮だったので運が良かった」と振り返った。

 6回には左前打で出塁。2月の右膝手術から復帰後、初スタメンとなった村松主将の一ゴロの間に先制の生還を果たし、全3得点に絡んで準々決勝進出に貢献した。今春リーグ戦で打率・429、3本塁打、13打点の打撃力と、高い守備力を備える遊撃手が派手な全国デビューを飾った。

 田中監督は神奈川大相手に、外野手で出場し1―2惜敗していた83年大会のリベンジに成功。「頭の中にありました。40年ぶりくらいに勝ったのでうれしい」と喜びに浸った。(柳内 遼平)

 ▼神奈川大・岸川雄二監督(継投に入った後半に失点して零敗)継投の判断は難しいが、投手陣は役割を果たしてきた。

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2022年6月9日のニュース