上武大が2年連続の4強入り 3点差の9回に一挙5得点で逆転 全日本大学野球選手権

[ 2022年6月9日 17:43 ]

全日本大学野球選手権準々決勝   上武大5―3福岡大 ( 2022年6月9日    神宮 )

<福岡大・上武大>逆転勝利し、笑顔の上武大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 上武大が土壇場の9回に一挙5得点を挙げて逆転し、2年連続の4強入りを果たした。

 序盤から打線が苦しんだが、3点を追う土壇場の9回に無死二、三塁の好機をつくると、5番・河野涼斗外野手(4年)が右翼線への2点二塁打を放ち、1点差に迫った。なお1死三塁で、山下晃之介内野手(2年)の一ゴロ失策で同点。その後、2死満塁で2者連続押し出しで2点を勝ち越した。

 終盤の粘りを見せ、逆転劇を演出した河野は「(9回は)正直やばいと思った。(谷口英規)監督に“人生最後の打席だと思っていけ”と言われて、フルスイングしました」とうなずいた。
 谷口英規監督は河野の打撃について「何か、溜まっていたものが抜けたような感じだった」と称えた。
 

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2022年6月9日のニュース