ヤクルト・石川が通算180勝目 歴代最多交流戦27勝目 10日にも4年ぶり2度目の交流戦優勝

[ 2022年6月9日 21:16 ]

交流戦   ヤクルト2ー1オリックス ( 2022年6月9日    京セラD )

<オ・ヤ>力投する石川(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルト・石川雅規投手(42)が先発し、5回5安打1失点で今季3勝目。現役最多の180勝目、歴代単独最多の交流戦27勝目を挙げた。チームは交流戦11勝4敗で単独首位をキープ。10日のソフトバンク戦に勝利し、阪神がオリックスに引き分け以下なら、2戦を残して18年以来4年ぶり2度目の交流戦優勝が決まる。

 初回は8球で3者凡退。2回以降は毎回走者を許し、3回と5回にはそれぞれ無死二塁の走者を背負ったが、ベテランの真骨頂である粘りのピッチングを披露。4回の1失点のみに抑えて救援陣に託した。

 6回からは木沢、石山、田口、コール、今野と無失点でつないだ。

 試合前まで和田(ソフトバンク)、杉内(巨人3軍投手コーチ)と並び交流戦通算歴代最多となる26勝をマークしていた石川。力を認め合う1学年下の和田との対決は実現しなかったが、歴代単独最多の27勝目を手にした。

 オリックス戦の登板は昨季の日本シリーズ以来。第4戦に先発し6回1失点と好投。セ・リーグ最年長41歳10カ月のシリーズ勝利を果たしている。オリックス戦はこれで通算8試合で4勝0敗となり、相性の良さを証明した。

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