巨人・坂本が完全復活の174度目猛打!右に左に中に3打席連続 岡本和が勝ち越し打でセ打点単独トップ

[ 2022年6月9日 19:55 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>3回、先制適時打を放った坂本は、ファンの拍手に帽子をとって応える(撮影・河野 光希)
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が9日、西武戦(ベルーナD)に「5番・遊撃」で復帰即スタメン出場。5回の第3打席に中前打を放ち復帰第1打席から3打席連続安打をマークした。

 右に左にセンターに坂本が止まらない。2回先頭で迎えた第1打席は西武先発左腕・隅田の5球目148キロストレートをうまく逆方向にはじき返し復帰いきなりの右前打。3回の第2打席、2死一、二塁のチャンスでは先制点を叩き出す左前打を放った。主将の2打席連続安打による先制点にベンチの選手たちがガッツポーズの嵐で大盛り上がりを見せていた。

 5回には先頭に吉川が右前打で出塁。暴投で無死2塁とすると、続く4番・岡本和がリーグ単独トップとなる47打点目の勝ち越し左前打を放った。そして打席には頼れる主将・坂本。今度は隅田の初球ストレートを完璧に捉え中前に。復帰戦でいきなり今季3度目、通算174度目となる猛打賞。立浪和義(中日)の歴代7位記録(175度)に「あと1」と迫った。この回はウィーラーにもタイムリーが飛び出し3―1と2点リードとした。

 ▼岡本和 後ろが勇人さんだったので、良い形で次につなぐ事を考えていました。結果としてタイムリーになって良かったです。

 ▼ウィーラー 久しぶりの打点で、チームに貢献できてうれしいよ。次の打席も打てるように頑張るよ。

 ▼坂本(3回に先制打)打ったのはチェンジアップです。2アウトからつないでくれたチャンスだったので、なんとかランナーを還したいと思っていました。1軍に戻ってきた復帰戦で先制のタイムリーが打て良かったです。

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