巨人・山瀬慎之助が待望のプロ初安打!19年ドラ5高卒3年目プロ初スタメン、通算4打席目に歓喜の左前打

[ 2022年6月9日 19:15 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>4回、プロ初安打を放つ山瀬(撮影・河野 光希)
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 巨人の19年ドラフト5位で高卒3年目の山瀬慎之助捕手(21)が9日、西武戦(ベルーナD)に「9番」でプロ初スタメン出場。4回の第2打席に記念すべきプロ初安打をマークした。

 4回1死の第2打席、隅田の143キロストレートを振りぬいた。打球は左前に転がる。4月9日ヤクルト戦でのプロ初打席から通算4打席目、ついに山瀬にプロ初安打が飛び出した。

 いきなりチャンスで回ってきた。2回に先頭の坂本が復帰後初安打となる右前打で出塁すると、ウィーラー三振後に増田陸が西武先発・隅田の低めのスライダーを泳ぎながらもうまくショート後方に運び1死一、二塁。続く8番・立岡の二ゴロの間に坂本が三塁に進塁し2死一、三塁で山瀬が打席に入った。しかし、隅田の2球目、高めの146キロストレートをミートできず遊飛に倒れた。

 山瀬は4月7日の広島戦(マツダ)で2―8で迎えた8回の守備から先発マスクだった小林に代わってマスクをかぶり、前の回からイニングまたぎとなった戸田とバッテリーを組んで待望のプロデビューを飾ったが、1失点。打席は回ってこなかった。9日ヤクルト戦(東京D)ではプロ初打席に入ったが、二邪飛に終わってプロ初安打はお預け。今月5日のロッテ戦では8回2死に代打で打席に入ったがゲレーロのスライダーに泳ぎ空振り三振に終わっていた。

 星稜(石川)時代には小学4年生からバッテリーを組む奥川恭伸投手(21=ヤクルト)とともに春夏合わせて4度の甲子園に出場し、3年生の夏に準優勝。2019年ドラフト5位で巨人入りし、プロ3年目の今季は開幕1軍をつかんでいた。

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