巨人・赤星 救い投げ53日ぶり3勝目 緊急先発を聞いたのは「練習上がってシャワー浴びて出た時に」

[ 2022年6月9日 22:58 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>ヒーローインタビューを終え、星を手にする3勝目を挙げた赤星(撮影・久冨木 修)     
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 巨人の赤星優志投手(22)が9日、西武戦(ベルーナD)に当初先発予定だったエース菅野の体調不良による登板回避を受けて、特例2022代替選手として登録され急きょ先発。西武先発・隅田とのルーキー対決で5回93球投げ5四球ながら1失点(自責0)と粘りの投球を見せ、2勝目を挙げた4月17日以来となる3勝目を挙げた。

 緊急先発でエース菅野の穴を埋め、チームの窮地を救う投球で53日ぶりとなる3勝目を挙げた赤星との一問一答は以下の通り。

 ――急きょ登板を言われた時の気持ちは。

 「びっくりしました」

 ――先発を伝えられたのはいつ。

 「練習上がってシャワー浴びて、出た時に言われました」

 ――荷物をまとめて寮に戻ってから来た?

 「そうです」

 ――バタバタの一日だが気持ちのつくり方は難しかったか。

 「今日は元々投げる日だったので、投げることに関しては特にいつも通りいけたんですけど、環境が違うというか、2軍と1軍で違いはあったので。でも原監督からも『思い切っていけ』と言っていただけて、いろんな方にそういうふうな言葉をいただいたので、思い切って投げることができました」

 ――緊張は?

 「逆に緊張しなかったです。本当に全力で投げるだけという感じだったので意外と大丈夫でした」

 ――初球カーブで入る場面が多かったと思うがその意図は。

 「ずっと真っすぐ、カット、ツーシームとかで同じ球速帯で今まで続いていたので、やっぱりカーブというのは有効的に使おうと山瀬とも話して使いました」

 ――対戦がない西武に対して、あえてカーブを交ぜることで惑わそうという意図はあったのか。

 「そうですね、でも緩急だったり、打者の目線を変えるという意味で使えるボールなので、今日はそれがうまく使えたので良かったです」

 ――山瀬とのバッテリーで新しい部分が出せたというものは。

 「2軍で一回だけ組んだことがあって、その時もすごく変化球を有効的に使えるリードをしてくれていたので、今日も山瀬に任せるじゃないですが、山瀬と一緒にそういう方向で行こうと話してやっていきました」

 ――今日は何時起きでしたか。

 「朝6時くらいに起きて、7時半くらいに寮を出てという感じですね」

 ――1日フルに動いて疲労も。

 「ヤバいです。めっちゃ眠いです」

 ――1か月半ぶりの白星。ホッとした部分は。

 「そうですね、本当に苦しい日々が続いていたので勝てて良かったです」

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