巨人・坂本勇人が先制タイムリー!40日ぶり復帰いきなり2打席連続安打!ベンチ歓喜のガッツポーズの嵐

[ 2022年6月9日 18:58 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>3回、先制の適時打を放ち、ベンチに戻りナインに出迎えられる坂本(右)(撮影・久冨木 修)    
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が9日、西武戦(ベルーナD)に「5番・遊撃」で復帰即スタメン出場。3回の第2打席で先制タイムリーを放った。復帰第1打席となる2回の先頭では右前打を放っていた。

 「打ったのはチェンジアップです。2アウトからつないでくれたチャンスだったので、なんとかランナーを還したいと思っていました。1軍に戻ってきた復帰戦で先制のタイムリーが打て良かったです」

 3連敗中のチームを救う。復帰いきなり主将が全開だ。復帰初打席となった2回に右前打を放っていた坂本が3回の第2打席、2死一、二塁のチャンスで先制点を叩き出す左前打を放った。この回先頭の丸、ウォーカーが倒れ2死から吉川が四球、岡本が左前打で出塁。坂本は西武先発左腕・隅田のチェンジアップをうまく捉え左前に運ぶと二走・吉川が快足を飛ばし一気に生還。主将の2打席連続安打による先制点にベンチの選手たちがガッツポーズの嵐で大盛り上がりを見せた。

 2回先頭で迎えた第1打席は隅田の5球目148キロストレートをうまく逆方向にはじき返し復帰いきなりの右前打。一塁ベース上で軽く笑顔を見せた。

 坂本は4月30日の阪神戦(東京D)の7回の守備で右膝を痛め8回から交代。翌5月1日に球団は「右膝内側側副じん帯損傷」と診断されたと発表。出場選手登録を抹消された。その後、故障班でリハビリを開始し、ファームで5試合に出場。前日8日イースタン・リーグのロッテ戦では軽快な動きで回復をアピール。4打席に立ち2安打1四球。走塁でも5回に北村の中越え二塁打の間に一塁から一気に本塁へ生還し「いい確認ができた」「(右膝を)気にせずやれているので、いい感じ」と復帰への手応えを語っていた。

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