巨人・立岡 負傷箇所は「左膝」病院には行かず10日に診察予定 9回守備で丸と交錯し担架で退場

[ 2022年6月9日 22:41 ]

交流戦   巨人4―3西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>9回、外崎の打球を追って交錯する丸(上)と立岡(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の立岡宗一郎外野手(32)が西武戦(ベルーナD)の守備中にチームメートの丸佳浩外野手(33)と交錯して担架で運ばれるアクシデントがあった。左膝付近を痛めたもようで、この日は病院へは行かず、10日に診察を受ける見込み。

 立岡は「8番・右翼」で先発出場。4―2で迎えた9回だった。守護神・大勢が1死からオグレディに一発を浴びて1点差に迫られ、続く外崎が初球を打ち上げた打球は右中間へ飛んだ。これを追った中堅・丸と右翼・立岡が交錯。捕球した丸は体勢を崩しながらもボールを離さず2死となった。だが、丸と交錯した立岡は起き上がれず。左膝付近を痛めたもようで、スタンドが騒然となるなか、担架に乗せられて退場となった。

 立岡のアクシデントにより、左翼を守っていた重信が急きょ右翼へ。左翼には増田大が入った。だが、大勢が代打・若林を空振り三振に仕留めて試合終了。大勢は両リーグ単独トップの21セーブ目を挙げている。

 立岡は4月9日のヤクルト戦(東京D)で延長10回に梅野から放った今季初安打がプロ14年目で自身初となるサヨナラ弾。5月20日の阪神戦(甲子園)では延長12回に決勝打を放って今季両リーグ最長5時3分の死闘に決着をつけた。この日も7回に貴重な追加点となる中前適時打を放っていた。

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