防御率33・75からの再出発 開幕時の守護神、阪神・ケラーが3月以来の1軍登板で1回無失点

[ 2022年6月9日 20:59 ]

交流戦   阪神―ソフトバンク ( 2022年6月9日    ペイペイD )

<ソ・神>阪神5番手のケラー(撮影・岡田 丈靖)
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 阪神の新助っ人、カイル・ケラー投手(29)が3月29日以来の登板を果たし、3三振を奪うなど1イニングを1安打無失点で再出発を果たした。

 4点劣勢の8回から登板。先頭のグラシアルからこの日最速タイの154キロで空振り三振を奪うと、続く川瀬も153キロで2者連続の空振り三振に。三森には一塁への内野安打を許したが、甲斐を150キロで空振り三振に仕留めて3アウトとした。最大の決め球でもあるカーブの他に、2軍調整中に習得に励んだスプリットも披露した。

 昨季まで在籍したスアレスに代わる守護神候補として今季入団。コロナ下で来日が遅れながらもストッパーとして開幕を迎えたが、ヤクルトとの開幕戦で3失点、29日広島戦で2失点と2度訪れたセーブ機会を失敗。2戦2敗、防御率33・75で登録を抹消されていた。2軍では17試合に登板して防御率1・69と結果を積み重ね、今月7日に1軍再昇格を果たしていた。

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2022年6月9日のニュース