広島・九里 不満残る6回2失点「球数も多く、リズムもあまり良くない」 打線低調で致命傷に

[ 2022年6月9日 22:32 ]

交流戦   広島1-4楽天 ( 2022年6月9日    楽天生命パーク )

<楽・広>4回、ピンチを迎えてマウンドで話する九里(中央)ら広島ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 広島・九里亜蓮投手(30)が9日の楽天戦で4敗目(3勝)を喫し、再び黒星が先行した。序盤3回だけで67球。4回は1死満塁を招き、武藤の中犠飛で先制を許し、なお2死一、二塁から西川に右前適時打を浴びた。以降の2イニングは持ち直し、打者3人ずつで料理。通常なら先発の役割を果たす6回2失点が打線低調の現状では致命傷だった。

 「球数も多く、リズムもあまり良くない中で、先に失点してしまった。もっとテンポのいい投球をできるように、反省をしながらやっていければ。何とかリズム良く投げていけるようにしていかないといけない。映像を見直したりして、しっかりした投球をできるように、準備をしたい」

 今季交流戦は5月26日のロッテ戦を4回1/3、6失点で敗戦投手、2日の日本ハム戦を5回2/3、3失点で勝利投手。クオリティースタート(QS=6回以上、自責3以内)は今回の一度しかなく、「トレーニングもしっかりやりながら、真っすぐを大事にし、しっかりと自分の思ったところに投げられるようにやっていければいい」とリーグ戦再開を見据えた。

 ▼広島・佐々岡監督 4回までの球数(89球)が多い。打線もこういう状況で、なかなかリズムがつくれるような投球ではないというのは確かだけど、6回2失点というところを見るとね…。5、6回の投球を早めにできれば、リズムも出てくる。追い込んでからの勝負球がなかなか決まらず、3―2というカウントが多くなって、リズムよく投げられていなかった。

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2022年6月9日のニュース