巨人・坂本勇人 1軍復帰、いきなり通算174度目猛打賞 立浪和義の歴代7位記録に「あと1」

[ 2022年6月9日 19:49 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2022年6月9日    ベルーナD )

<西・巨>5回、このひ3安打目となる中前打を放つ坂本。投手・隅田(撮影・河野 光希)
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 巨人の坂本勇人内野手(33)が西武戦(ベルーナD)で5回までに3安打を放ち、今季3度目、通算174度目となる猛打賞。立浪和義(中日)の歴代7位記録(175度)に「あと1」と迫った。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった3月21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、開幕3戦目となった3月27日の中日戦(東京D)で今季初出場初先発すると、今季初打席から3打席連続安打を放って通算172度目の猛打賞。171度で並んでいた王貞治(巨人)を超えて歴代単独8位に躍り出た。この試合では結局、4打数4安打でお役御免。4月19日の広島戦(東京D)では先制3号ソロを含む3安打を放って18試合ぶり今季2度目の猛打賞としていた。

 だが、4月30日の阪神戦(東京D)で7回の守備中に右膝を痛めて8回からベンチに下がり、5月1日に「右膝内側側副じん帯損傷」と診断されて今季初めて登録抹消。この日の試合前に出場選手登録されると「5番・遊撃」に入って即先発出場し、2回の第1打席で右前打、3回の第2打席で先制の左前適時打、5回の第3打席では中前打を放った。

 【通算猛打賞10傑】
(1)張本  勲(ロッテ)251度
(2)川上 哲治(巨 人)194度
(3)長嶋 茂雄(巨 人)186度
(4)野村 克也(西 武)180度
(5)福本  豊(阪 急)178度
(5)松井稼頭央(西 武)178度
(7)立浪 和義(中 日)175度
(8)坂本 勇人(巨 人)174度
(9)王  貞治(巨 人)171度
(10)広瀬 叔功(南 海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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