新庄ビッグボス 万波外し打線テコ入れも…継投が誤算 DeNAに連勝ならず

[ 2022年6月9日 21:18 ]

交流戦   日本ハム2ー4DeNA ( 2022年6月9日    札幌D )

<日・D>ベンチで試合を見守る新庄監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは9日、2ー4でDeNAに敗れた。新庄ビッグボスは今季初めて3番に宇佐見を起用し、万波を外して9番に杉谷を起用するなど打線をテコ入れしたが、DeNAに連勝はならなかった。

 日本ハム先発の根本は上々の立ち上がり。直球を軸に打たせて取るピッチングで3回まで完全投球を見せるが、4回、関根に初ヒットを許すと、2死一、三塁のピンチで宮崎に右安打を打たれて先制される。

 根本を援護したい打線は、DeNA先発・浜口の前に3回まで2安打に封じられる。しかし4回、この日3番に起用された宇佐見が二塁打で出塁すると、1死二塁で5番・清宮がフェンス直撃の二塁打。続く6番・石井の犠飛で同点とする。さらに7番・DHのアルカンタラが適時二塁打を放ち2ー1と勝ち越しに成功。ビッグボスの期待に応える。しかし5回、桑原にソロ本塁打を許し再び同点とされ、根本は5回2失点でマウンドを降りた。

 2番手・鈴木、3番手・古川侑と無失点でつないだ新庄日本ハムだったが8回、4番手・玉井が誤算。連打を浴びて2-4とされ1死も取れずに降板した。

 結局日本ハムはそのまま得点を奪えず試合終了。新庄ビッグボスは打線テコ入れも、継投が誤算でDeNAに連勝はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月9日のニュース