ヤクルト 10日にも4年ぶり2度目の交流戦優勝 球団新となる8カード連続勝ち越しで首位キープ

[ 2022年6月9日 21:15 ]

交流戦   ヤクルト2ー1オリックス ( 2022年6月9日    京セラD )

<オ・ヤ>2回2死一塁、内山の適時二塁打で生還した坂口は石川(19)とタッチを交わす(撮影・岸 良祐)
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 ヤクルトがオリックスに連勝し、球団新となる8カード連続勝ち越しを決めた。交流戦は11勝4敗で単独首位をキープ。10日のソフトバンク戦に勝利し、阪神がオリックスに引き分け以下なら、2戦を残して18年以来4年ぶり2度目の交流戦優勝が決まる。

 試合前、近鉄出身最後の現役選手であるヤクルト・坂口智隆外野手(37)が今季初めて出場選手登録され、即「6番・左翼」で出場した。2回2死走者なしで迎えた第1打席。スタジアムに選手名がコールされると、オリックスファンからも大きな拍手が送られた。応援に応えたい坂口はオリックス先発・増井のフルカウントからの6球目、低めのフォークを見極めて四球で出塁。続く内山の長打で1塁から激走し、スライディングで先制のホームを踏んだ。さらに、奥村の連続適時打で2点を先制。坂口は第2打席では今季初安打となる右二塁打を放った。

 3回以降は追加点を奪うことはできなかったが、救援陣が無失点でつないだ。先発の石川は5回5安打1失点と粘りのピッチングを見せ、現役最多の180勝目、歴代単独最多の交流戦27勝目を挙げた。

 10日からは交流戦最後のカードとなるソフトバンク3連戦。ペイペイDで交流戦優勝を狙う。

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