広島 打てん…交流戦15試合でいまだ本塁打出ず 2カード連続負け越しで交流戦単独最下位のまま

[ 2022年6月9日 21:26 ]

交流戦   広島1-4楽天 ( 2022年6月9日    楽天生命パーク )

<楽・広>4回、ピンチを迎えてマウンドで話する九里(中央)ら広島ナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 広島は、9日の楽天戦に1-4で敗れて連敗。9回に長野の適時打で今季7度目の零敗こそ逃れたが、これで2カード連続の負け越しとなった。

 楽天先発の岸に手こずった。3、5回と下位打線からチャンスをつくったが、ホームベースが遠かった。1番から5番までの打者が7回までの計15打席で無安打。2点差を追う7回には、連打と四球で2死満塁の好機をつくるが、中村奨が見逃し三振。得点圏に進んだ走者を還せなかった。

 先発の九里も苦しい投球に終始し、流れを引き寄せられなかった。初回こそ3者凡退に抑えたものの、2回からは我慢の投球。球数が67球を数えて迎えた4回に単打3本で1死満塁を招くと武藤に先制の中犠飛を献上し、続く西川の右前適時打で追加点を許した。無四球でプロ初完封勝利を挙げた19年6月25日以来となる仙台での登板だったが、計114球と球数がかさみ、6回2失点で交代。8回には薮田が2失点するなど楽天の勢いを止められなかった。

 チームは交流戦開幕から、いまだに本塁打なしという惨状で、交流戦単独最下位から抜け出せない。

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