中日・小笠原「雲の上の存在」マー君との“甲子園V腕対決”制して3勝目

[ 2022年5月31日 20:44 ]

交流戦   中日2-0楽天 ( 2022年5月31日    バンテリンD )

<中・楽>4回、ピンチを併殺で切り抜け、笑顔で手を叩く小笠原(撮影・椎名 航)
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 中日・小笠原が、楽天・田中将との“甲子園V腕対決”を制した。

 東海大相模で15年の夏を制した小笠原と、駒大苫小牧で05年夏の優勝投手になった楽天・田中将のマッチアップ。「雲の上の存在なので自分の投球をできるようにやっていきたい」と話していた竜の左腕は、初回1死から小深田に中前打を浴びたが、浅村を内角の直球で見逃し三振、島内を二ゴロをチェンジアップでニゴロに打ち取り無失点で課題の立ち上がりを乗り切った。

 2、3回は3者凡退。4回は小深田、浅村の連打などで1死一、三塁とされたが、渡辺佳を内角のチェンジアップで4―6―3の併殺打に仕留めた。6回2死一、二塁も島内を中飛に打ち取って切り抜けた。

 打線は4回2死から阿部が6号ソロを放ち、6回にはビシエドの6号ソロで追加点。7回無失点の小笠原は「しっかりゾーンで勝負できた。打撃と守備でや野手に助けてもらいました。本当に感謝です。ありがとうございます」と話し、3勝目を挙げた。

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2022年5月31日のニュース