阪神・藤浪が昇格即リリーフ登板 最速158キロ計測し1回無安打無失点 甲子園大盛り上がり

[ 2022年5月31日 21:05 ]

交流戦   阪神-西武 ( 2022年5月31日    甲子園 )

<神・西>1イニングを無失点に抑え、長坂(左)とグータッチを交わす藤浪(撮影・北條 貴史)
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 この日昇格した阪神・藤浪が2点劣勢の9回に4番手として登板。最速158キロを計測するなど1回を無安打無失点に抑えた。

 先頭の外崎への4球目にこの日最速158キロを計測。フルカウントまでもつれるも、最後は9球目のカットボールで空振り三振に仕留めた。続く滝沢に四球を与えるも、岸への3球目、ワンバウンドの球を止めた捕手・長坂が飛びだした滝沢を一塁送球で刺して2アウトに。女房役の好守に救われた右腕は、岸を二ゴロに打ち取って3アウトとした。

 青柳の離脱により2年連続で開幕投手を務めるも、4月13日に新型コロナウイルス感染が判明して離脱。復帰後は2軍戦で5試合に登板して防御率0・53と結果を残していた。浜地の負傷に加えて、岩崎、湯浅らの登板機会増加などチーム事情もあり、昨年9月9日ヤクルト戦以来の救援登板。場内アナウンス、そして一球一球ごとに聖地スタンドが沸き立った。

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