西武・山川が第1打席でいきなり「12球場制覇弾」西から先制の17号ソロ

交流戦   阪神―西武 （ 2022年5月31日    甲子園 ）

＜神・西＞2回無死、山川は左越えに先制ソロ本塁打を放ち、12球団本拠地での本塁打を達成（撮影・北條　貴史）
Photo By スポニチ

　西武・山川穂高内野手（30）がいきなり「12球場制覇弾」を放った。

　唯一、本塁打のない12球団の本拠地球場が甲子園だったが、2回先頭の第1打席で西の2球目を左中間席に弾丸ライナーで叩き込んだ。真ん中低めのシュートを捉えて先制の17号ソロ。37打点とリーグトップで打撃「2冠」だ。山川は「手応えはバッチリでした！エラーしたので、取り返さなきゃと思って打席に入りました。（ホームラン12球場制覇は）うれしく思います」とコメントした。

　試合前に山川は「打てればいいです。けど、もう少し長くやるつもりなので、いつか打てれば」と冗談めかしつつ「普段通り一打席一打席集中します」と語っていた。

　過去の甲子園では19年に3試合出場。一発はなかったが、11打数4安打の好成績だった。本塁打の後にはお決まりのポーズと「どすこーい」の声が甲子園に響いた。