巨人・井納が今季1軍初昇格 昨季FA加入もプロ初の0勝&防御率14・40

[ 2022年5月31日 16:05 ]

2021年5月19日、広島戦に登板した巨人の井納
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 日本野球機構(NPB)は31日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は井納翔一投手(36)を今季初めて登録した。

 井納は8年間所属していたDeNAから2020年オフに巨人へFA移籍。移籍後初登板初先発となった昨年3月31日の中日戦(バンテリンD)で2回途中4失点KOされ、翌4月1日に登録抹消。5月4日の再登録後はリリーフに回った。だが、5月19日に行われた広島戦(東京D)で6回1死満塁という場面で登板すると、最初に打席へ迎えた鈴木誠に適時打を許した後、続くクロンに初球の真ん中フォークを左中間スタンド上段へ満塁アーチを被弾と4試合で3本塁打を浴びるなど結果が出ず、翌20日に2度目の登録抹消。10月3日に出場選手登録されたが、登板がないまま5日に抹消となり、移籍1年目を5試合5回11安打8失点(自責8)の防御率14・40で終えていた。

 今季はここまでイースタン・リーグで2度の先発を含む11試合に登板して3勝0敗。27回15安打8失点(自責8)の防御率2・67の数字を残している。

 また、巨人は新助っ人右腕で、この日のソフトバンク戦(東京D)に先発として来日初登板するマット・アンドリース投手(32=米国)と、菊地大稀投手(22)も出場選手登録。アンドリースはイースタン・リーグでは全て先発として5試合に登板し、2勝0敗。20回5失点(自責3)の防御率1・35、19奪三振、4四球と数字を残した。育成ドラフト6位で入団したルーキーの菊地は4月に支配下登録されて1軍昇格。全てリリーフで6試合に登板して防御率3・00だった。菊地は15日に登録抹消されて以来の登録となる。

 なお、巨人は29日にマット・シューメーカー投手(35=米国)、前日30日に畠世周投手(28)と横川凱投手(21)の登録を抹消していたため、この日登録抹消となった選手はいない。

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2022年5月31日のニュース