巨人新助っ人アンドリース 来日初登板で強打のソフトB打線を6回零封! 柳田は3打席連続三振

[ 2022年5月31日 19:55 ]

交流戦   巨人―ソフトバンク ( 2022年5月31日    東京D )

<巨・ソ>4回、三森を打ち取りガッツポーズするアンドリース (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の新助っ人右腕、マット・アンドリース投手(32=米国)がセ・パ交流戦3カード目の初戦となったソフトバンク戦(東京D)で来日初登板初先発。球界屈指の強打線を6回6安打無失点に抑え、来日初勝利の権利を得て降板した。

 何度も得点圏に走者を背負いながら、要所を抑えて最後まで本塁生還を許さなかった。初回、1番・三森に2球目を右翼線二塁打され、2番・牧原大の初球送りバントにより開始からわずか3球で1死三塁のピンチを迎えたアンドリース。だが、ここで3番・柳田をワンバウンドするカーブで空振り三振に打ち取ると、4番・グラシアルは外角への148キロ直球で見逃し三振に仕留めて無失点の立ち上がりとなった。

 その後も毎回のように走者を背負ったが、2回の2死一、三塁も無失点。3回も無死一、三塁とされてから柳田をカーブで空振り三振、グラシアルをカットボールで空振り三振、中村晃は二ゴロに打ち取って得点を許さなかった。4回も1死から今宮、甲斐に連打されて一、三塁とされたが、無失点。援護点は初回に飛び出したウォーカーの9号ソロによる1点だけだったが、5回は牧原大、柳田を連続三振に仕留めるなどこの試合初めての3者凡退に打ち取り、6回も3者凡退。この回を投げ切って降板となった。

 投球内容は6回で打者25人に対して90球を投げ、6安打無失点。7三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは148キロだった。

 なお、イースタン・リーグでは全て先発として5試合に登板し、2勝0敗。20回5失点(自責3)の防御率1・35、19奪三振、4四球と数字を残していた。

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2022年5月31日のニュース