中日　新外国人タバーレスが入団会見「タバちゃんと呼んで」背番号は99

入団会見を終え、立浪監督（左）と握手するタバーレス（撮影・椎名　航）
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　日本海オセアンリーグ・富山から中日への入団が決まった新外国人のジョアン・タバーレス投手（27）が31日、バンテリンドームで会見を行った。推定年俸600万円。背番号は99に決まった。

　ドミニカ共和国出身で1メートル88、100キロの大きな体から投げ下ろす最速152キロの速球が武器の右腕は「ドミニカ出身です。タバちゃんと呼んでください」と自己紹介し、「入団できてとてもうれしい。最後のチャンスだと思っている。チームのために一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

　同席した立浪監督は「球は速いし、カットボール、スライダーも非常に良い投手だと思った。前のチームでは抑えをしていたが、ドラゴンズでは先発として期待したい。先発ローテーションを任せられるような投手として期待している」と話した。

　タバーレスはカープアカデミーから17年に広島に練習生として入団し、育成契約となった18年には2軍で17試合に登板し、0勝2敗、防御率7・32の成績を残した。同年オフに戦力外となった後は、BCリーグ・滋賀を経て20年から富山でプレー。今季は救援で12試合登板し防御率0・00と活躍した。