巨人・原監督 首位陥落に苦笑い「あっは、そう。そうですか。なんて言ったらいいか分からないね」

[ 2022年5月7日 17:50 ]

セ・リーグ   巨人2―6ヤクルト ( 2022年5月7日    東京D )

<巨・ヤ>9回、最後の打者となった立岡(手前)をベンチから見つめる原監督(右端)=撮影・河野 光希
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 巨人はヤクルトとの首位攻防戦に連敗を喫し、トータル3連敗で4月19日から守ってきた首位からついに陥落した。

 先発マウンドに上がった新助っ人右腕シューメーカーが初回、山田に先制2ランを許すと、3回には塩見、青木への連続死球と山田への四球で無死満塁としてから相手主砲・村上にNPB史上9人目となる2試合連続満塁アーチを被弾。来日ワーストの3回6失点でKOされた。打線は6点を追う5回に大城の左中間への2点適時打で4点差としたが、得点はこれだけ。3カード連続負け越しで、最大11あった貯金は5となった。

 試合後、原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――シューメーカーはここまでいい投球を続けてきてくれたが、きょうに関しては

 「んー、まあ、そうですねえ。制球にちょっと苦しんだ感があったかな。だから、カウントを取りにいったボールっていうところでしょうね。まあ、本来のシューメーカーではなかっただろうね。ペースをつかむ前にやられたというね」

 ――四死球からの一発

 「そうでしょうね。最初のやつ(山田の2ラン)もそうだもんね。フォアボール。そうですね」

 ――2番手以降の投手は

 「よう頑張ったね」

 ――桜井も初登板

 「そうですね。よく頑張りました」

 ――初回2点を取られて1点でも返していければというところ

 「まあまあ、ね。やっぱりクリーンアップが機能しないとね、うん。そのへんでしょうね」

 ――岡本和は9回にヒットが出たが、ここまで得点圏でなかなか打てなかった

 「まあまあ。あしたはまたフラットにいくでしょう」

 ――1、2番はこのところいろいろな選手を起用。模索中というか

 「模索ったって1、2番…(苦笑いしながら)いや、もうそれは簡単にはいかないだろうけど、そういう状況でもやっぱり出てきてもらわないとね、うん」

 ――きのうの中山に続いて増田陸に初ヒット。明るい話題も

 「そうですね。そういうのはすごくいいですね」

 ――増田陸のヒットはどのようにご覧に。しぶとく右前へ

 「まあ、陸らしいというか、とてもガッツのある選手だからね。陸らしい、本当にこう詰まりながらもっていったというのはあると思いますね」

 ――まだこの時期なんですけど、首位陥落という…

 「あっは、そう(苦笑い)。そうですか。なんて言っていいか分からないね(笑い)。そうですかあ!」

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2022年5月7日のニュース