阪神 バンテリンで勝てん5戦全敗、打てん5戦3得点…打線組み替え実らず

[ 2022年5月7日 16:23 ]

セ・リーグ   阪神1-2中日 ( 2022年5月7日    バンテリンD )

<中・神>井上ヘッドコーチと交代選手を確認する矢野監督(左)(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 打てんバンテリン、勝てんバンテリン。鬼門・名古屋で阪神が前夜に続き、貧打に泣いた。敵地バンテリンドームで勝ち星なしの5連敗。阪神は5試合でわずか3点しか取れていない。

 象徴的だったのが、1点を追う4回の攻撃。先頭の中野が左翼線への二塁打で出塁、佐藤輝が四球を選んだ無死一、二塁で、ベンチは5番に起用した山本に送りバントを指示。ここはきっちりと決めて、1死二、三塁とチャンスを拡大。三塁走者が中野だけに、得点できる可能性は高かったが、2回に20打席ぶりの安打を放っていた大山が初球に手を出し、三ゴロでランナーは進めず。4試合目スタメン出場の小野寺も左腕・松葉のワンバウンドを振って空振り三振。絶好のチャンスを生かせなかった。

 大山を4番から外し、佐藤輝を8試合ぶりに4番に入れた打線の組み替えも、2回に1点を挙げただけ。先発・松葉に5回4安打に封じられると、6回からは継投に沈黙。6連勝のあと、1勝4敗。勝負強さを発揮していた糸井がコンディション不良でスタメンを外れているのが響いている。

続きを表示

2022年5月7日のニュース